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玉響記 2

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深謝!

昨日、突然UP出来なくなりアタフタ致しました。
今朝、ふと閃いたのですがフリーコース(無料)を使用していますので使えなくなる日が、そう遠くないのは判っていたのです。そんな日が来たからだったのではないかと思います。2005年11月26日に開設した「文字を楽しむ」から17年、素晴らしいブロ友さんに支えられ楽しむ事が出来ました。有難うございました。blogはこれにてお終いとさせていただきます。Facebookは続けますので今後ともよろしくお願い致します。
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本当に有難うございました。深く感謝致しております。 souu

# by souu-4 | 2022-10-23 18:55 | 雑記 | Comments(64)

朝ドラ

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NHKの朝ドラは舞台となる場所は話題になります。イヤNHKが宣伝のため関連のある番組を作り盛り上げているのだと思いますが それを見て色々思い出すのも良いのかと・・・
今回の「舞いあがれ」は小学3年から成人するまで住んだ東大阪です。今のネットは親切にも色んな事が判るのです。あの場面はここ、撮影した小学校はここで現在は如何なっている、と。1937年大阪府の5番目の市として布施市が誕生したそうですが それは知らなかったのです。ええ私が生まれた年なのですが その時は大阪市で誕生したのです。その後、河内市、枚岡市と合併して東大阪市になりましたが当時のことは知っています。
この写真は東大阪ではありません。もう一つの舞台である五島列島の鬼岳です。1961年に行ったのです。女3人姦しく。殿方は当時乗車したタクシーの運転手さんです。
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長崎から乗船した船では船員さんと写真を撮っていますね。何故か三菱造船の社員旅行の方たちの観光バスに乗せて頂いたり・・・結構危険じゃないかと思う事を・・当時は今のような悪い人は居なかったのか 何事もなくこの年まで無事でした。
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当時はユースホステルに泊っていたことが多かったので ここでもそうだったかと思うのですが郷土民芸の盆踊りチャンココ踊りや網打なども見たのでしょう。カラー写真でなくモノクロで鮮明でない写真ですがアルバムに納まっています。勿論フイルムカメラで現像して焼き付けたものです。
こんな古い事も記録があれば思い出せます。アルバムも処分するべきかと思うのですが こうしてボンヤリした記憶も蘇るので捨てられないのです。
唯、今回のドラマを見ていると今は亡き二人の友を思いだします。私だけが残り 淋しいことです。

# by souu-4 | 2022-10-15 16:32 | 雑記 | Comments(16)

刻字

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何度か ここにも書いていると思うけれど15歳の時炭山南木先生との出会いがあり始めた書道、それから70年が経ちました。
長い間には当然のように師匠との別れはあります。今でこそ一人で書いてひとりで判断して展覧会にも出品していますが そう出来るようになるまでは色んなことがありました。
そんな中で書以外の事は殆ど何もしていません。が、書道に関連して白川文字学、篆刻、そして刻字とスバラシイ師匠との出会いもありました。
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ある時、新聞の小さな記事に・・ほんの2,3行でしたが梅田大丸の廊下の隅っこのような所にあったスカイギャラリーで刻字の展覧会があるというので見に行きました。丁度師匠が亡くなられた時だったと思いますが「これだ!」と思いました。
元々彫刻を少々習っていた頃で木を彫ったりするのは好きでした。考えてみると紙のない頃から文字はありました。甲骨から始まって今もお寺やお茶室などにあるように刻字はあったのです。
習いたい!!とすぐ教室を聞きました。それも懐かしの桜橋、サンケイビルの下で教えて頂けるという。サンケイビルは若き日勤めていた会社が入っていた所です。
小さな板に「絆」と彫りました。
数年して八戸ノ里へ移転した教室へ通い 日刻展、毎日展にも出品しました。
でも、書道の団体に属している私は ある程度の制約もあります。篆刻の時もですが書道以外での活動は控えるべきなのです。
その後、偶然にも同じ会場で同じ時期にグループ展を催すことになり久しぶりにお逢いしました。そんな私でもにこやかに迎えて下さいました。

今年5月25日亡くなられたと聞きました。この日は父の命日です。父は昭和32年ですから65年も前の事ですが。
吉崎先生のご冥福をお祈りいたします。

# by souu-4 | 2022-10-07 06:30 | 書道 | Comments(14)

奈良筆

奈良には伝統工芸品が多くありますが国指定の工芸品と言えば茶筅、筆、墨です。
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書道に欠かせない筆。女性伝統工芸士田中千代美さん作の筆を愛用させて貰っています。小作品を書くのに色んな毛で作られた筆を使いたいと勝手な願いを叶えて下さいました。右の写真は田中さんのFacebookからお借りしました。
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は直毛ではなくウエーブがあるのです。これを直さなければならないのです。たった1本でも大量に制作するのも同じ手間なのだろうと思います。
仮名で書いたものは今回の細筆で、上の筆は子猿、下のは親の猿の毛です。墨含みは良いのですが多過ぎるのは面白くないので加減しながら書きます。次にムジナ筆ですが比較的柔らかく私だけが感じるのかもしれませんが先はあまり効かないように思います。
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は毛の先端が枝分かれしているそうで纏まりは悪いです。普通落款(名前)は書けないでしょう。面白い割れが出来るので私は好きです。多字数の作品には向かないのではないかと思います。鹿は外へ出ればいっぱい居るのですが奈良の鹿は神だから使えないそうです(笑)毛の中が空洞になっていて脆(もろ)いので折れやすいようで これも渇筆には良いのです。
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スカンクはほど良い硬さで楷書作品でなければ仮名も書けます。強い線にしたい時はもっと硬い毛の筆が良いでしょう。
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オロンピーも書き易い方だと思います。狸とも鼬とも言われるのですから普通に仮名作品も書けるでしょう。ジャコウはジャコウ鹿、ジャコウ猫、ジャコウ牛などありますが猫は弾力があると言われています。今回仮名は書いてみていませんが書けると思います。
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シマリスは柔らかく滑らかで書き易いです。
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最後にいつも使っている鼬毛の筆で書きましたが 書き心地はやはり一番良いです。唯、調和体など面白く書くには滲みやカスレが出て筆の割れなどを楽しむ筆が必要です。勿論、紙や墨色の工夫も大切です。

# by souu-4 | 2022-10-02 09:27 | 書道 | Comments(14)

グループ展

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9月も後2日となりました。10月に入ると8日~10日大阪道頓堀松竹座の前にあるギャラリー香で24回目のグループ展を催します。
今回は「あをによし」としました。万葉集の中にあをによしと詠まれたものは27首あります。ご存知の通りあをによしは奈良の枕詞です。元々漢字ばかりで書かれていた万葉集ですが「あをのよし」も靑丹吉・阿遠尒與志・安乎尒与之等々 それらも含めて作品にしました。そこで色んな筆で書いてみようと試みました。
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羊毛、狸、鼬、猿などは当たり前かもしれませんが 鶏の羽、水鳥の羽根、兎の髭、ミンク、そして竹筆、藁、木、アダンの実などで書き この作品はどの筆で書いたのか当てて貰おうかと考えています。展覧会とは一方的に見て頂くものではあるでしょうけれど 参加型に出来ないかとずっと考えているのです。良い方法はまだ考え付きませんが クイズのようなのからまずやってみようかと。公募展では絶対に出来ない事です。

# by souu-4 | 2022-09-28 20:49 | 展覧会 | Comments(10)
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一瞬のきらめきを大切に


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