お骨佛開眼
6月7日に梅雨入りしたものの快晴の日が続き、今日は曇り空ながら雨は今のところ一滴も降っていない。出かけるには良いが これでは困るのではないだろうか?
会期は20日~25日 於大阪市立美術館
写真は茶臼山から和気橋、あべのハルカスを。
美術館の北にある この橋は以前白かったが いつの頃からか赤く塗り替えられた。この下の池は河底池といい、788年(延暦7年)和気清麻呂が旧大和川の流れを変えるために上町台地を開削した際、古墳の濠を利用した名残の池だといわれている。ここからすぐの所に一心寺はあり、何度か記載したが姉たちが眠る。
お骨佛さまは 明治20年に第1期の仏さまが作られ130年、戦後8体目で平成19年から28年までに収められた22万体の遺骨で鋳造されている。今回は14期。
一人一人のお骨は砕かれ耳かき1杯分ほどではあるが全員のお骨を この仏さまの中の台座かもしれない、光背かもしれない どの辺りに入っているかは判らないけれど必ず入っているということだった。残りのお骨は納骨堂の地下に収めてあるそうだ。その説明を信じたいと思いながら眺めていると何故か胸がいっぱいになり涙を抑えるのが精一杯だった。
お寺には今年もジャカランタの花が満開だった。
大勢の参拝者が引っ切り無しに訪れ賑やかだが ゆっくり眠っているのだろうか?
小さな我々の家の塀でも雨水などが出るように土管が埋め込まれているが このお寺には こんな可愛い飾りの動物・リスやイタチ?が付けられている これがリアルだからかお墓のお供え物を食べに来ていた小動物が あまり来なくなったという事だった。
展覧会の作品は 以前載せたと思うが 額に収めて展示するとこんな感じ。
一人一人のお骨は砕かれ耳かき1杯分ほどではあるが全員のお骨を この仏さまの中の台座かもしれない、光背かもしれない どの辺りに入っているかは判らないけれど必ず入っているということだった。残りのお骨は納骨堂の地下に収めてあるそうだ。その説明を信じたいと思いながら眺めていると何故か胸がいっぱいになり涙を抑えるのが精一杯だった。
大勢の参拝者が引っ切り無しに訪れ賑やかだが ゆっくり眠っているのだろうか?
by souu-4
| 2017-06-20 17:12
| 大阪・京都・他府県
|
Comments(4)
奈良も今日は降りましたでしょうか。東京はかなり強い雨に、風までが強く、梅雨らしい一日でした。
お作品、写真でも引かれる素晴らしさです。
生で見られたらと思います。
お作品、写真でも引かれる素晴らしさです。
生で見られたらと思います。
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souu-4 at 2017-06-22 09:40
おせっちゃん さま
はい!降りました。和歌山などは警報が出るほどだったようですが
まぁ適当に・・それでもジメジメしますね。東京は強く降ったのですね
最近、作品もいい加減な書き方で紙も残さず使おうと古いのを
使っていますが折皺が日焼けして哀れな作品です。
はい!降りました。和歌山などは警報が出るほどだったようですが
まぁ適当に・・それでもジメジメしますね。東京は強く降ったのですね
最近、作品もいい加減な書き方で紙も残さず使おうと古いのを
使っていますが折皺が日焼けして哀れな作品です。
お骨佛さまの事初めて知りました。
様々な供養があるのですね。
こちらはようやく梅雨入りをしたと思ったら沖縄は明けたとか。┐('~`;)┌
でも先日の大雨で蒸し暑い日が続いております。
寝苦しい夜もやって来そうですね。
様々な供養があるのですね。
こちらはようやく梅雨入りをしたと思ったら沖縄は明けたとか。┐('~`;)┌
でも先日の大雨で蒸し暑い日が続いております。
寝苦しい夜もやって来そうですね。
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souu-4 at 2017-06-24 10:12
吾亦紅 さま
最近は後々お墓を守っていけない家が増えていますので樹木葬とか
散骨など色々ありますが ここは大阪でも古くからこういう仏さまを
10年毎に作っているのです。今年が丁度その年になり姉たちの子供は
他家へ嫁に行っていますのでここでお願いすることになりました。
そちらも梅雨入りしたのですね。明日から雨が続くようなので
急いで用を済まさなければと思っています。
最近は後々お墓を守っていけない家が増えていますので樹木葬とか
散骨など色々ありますが ここは大阪でも古くからこういう仏さまを
10年毎に作っているのです。今年が丁度その年になり姉たちの子供は
他家へ嫁に行っていますのでここでお願いすることになりました。
そちらも梅雨入りしたのですね。明日から雨が続くようなので
急いで用を済まさなければと思っています。